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イベント

「まちゼミ」で集客&仲間づくり (参加店募集)

「まちゼミ」は、お店の人が自分のお店の中で、少人数制の無料講座を実施します。

お店の認知向上だけでなく、お店の個性や雰囲気、店主・スタッフの人柄など、そのお店にしかないミリョクを地域のお客様に知ってもらい商売につなげていくことを目的としています。

まちゼミ活動に参加することで、地域のファンづくりについて深く学び、実践することができます!

また、活動を通じてお店どうしの横のつながりも広がっていきます

まちゼミをきっかけに、たくさんの仲間やお客様と出会うことが出来ます!

「やちよまちゼミ」への参加店を募集しています!
当所の会員・非会員を問わず、市内事業者の皆様のご参加をお待ちしています。

「まちゼミ」ってどういうもの

イベント開催期間中、店主やスタッフが講師となって、お店の中で60~90分程度の無料講座を行います。
その場で商品やサービスの販売・勧誘は一切行いません

  • 講座のテーマは何でもOK
  • 講座の形式は自由(手作り体験、鑑賞会などOK)
  • 講座の日程や回数は自由(1日限りの講座もOK)
△まちゼミチラシの一例

まちゼミを行う目的は、お客さんとのコミュニケーションです

まちゼミを通じて、お店の特色や、店主やスタッフの雰囲気を知ってもらい、そのお店に魅力や親しみを感じてもらうことで、その後の来店や良い口コミの拡散に繋がりやすくなっていきます。
もちろん、新しいお客様だけでなく、既存客との繋がりを強化することにも役立ちます。

特別な体験は、人に話さずにいられません

お店を繁盛店にするためには口コミ集客が欠かせません。
口コミは信頼性が高く、来店数に大きな影響を与えます。
周囲の人に口コミを広めたり、SNS等に投稿している大多数のお客様は、満足した体験を共有したい、特別な利用体験を提供しようとしてくれたお店を高く評価したいという気持ちで動いています。

まちゼミを通じて、普段は経験できない特別な体験を提供することができます

△ まちゼミの概要 YouTube紹介動画

お店のミリョクをもっと知ってもらおう!

お客様にとって「好きな店主やスタッフ」「物語性豊かな商品」などの魅力的な要素があることで、価格や立地条件が大型店やEC等に負けていても、そのお店は「わざわざ行きたい店」になります

普段の商売の中では、せっかくの魅力が来店者に伝えきれていないかもしれません。
あるいは、一人では店内に入りづらいと感じていて、でも、通りがかるたびに気になっているという方がいるかもしれません。

まちゼミの良いところは「当日の販売や勧誘は一切しない」という全国統一のルールによって、お一人様でも来店しやすいことです。

「こんな良いお店が自分の地域にあったのか!」「意外と入りやすい!」と気づいてもらえれば、ファンになってくれる可能性のある方は地域にたくさんいます

新規事業もまちゼミでチャレンジ!

・本業と並行して、趣味の教室も開講したい!
・これから新しく事業を始めたい!

このように新規事業を構想中の方にも、まちゼミはオススメです。
まずは「まちゼミ」として実施して受講者の反応を見たり、ニーズの掘り起こしを行う、テストマーケティングに活用できます。

受講者だけでなく、まちゼミに参加する他のお店からも良いアドバイスをもらえるかもしれません。


チラシだけでも高い広告宣伝効果

八千代で過去に開催したまちゼミのチラシを、以下のボタンより閲覧できます。

どうすればお客様が喜んでくれるかな?
再来店してもらうためにどんな仕掛けがあると良いかな?
と、参加店の皆であれこれ話し合い、積極的にアイデアを出し合いながら、講座の内容を考えています。

まちゼミのチラシは、開催期間の2~3週間前に市内全域にポスティングれます。
興味のある方は期間中、チラシを手元に置いておかれるので、受講者以外の方にも「このお店にはこんな感じの人がいるんだ!」と記憶し、親しみを感じてもらう効果もあります。

まずは期間中一度きりの講座からでも、ぜひご参加下さい


参加資格と費用について

八千代市内に事業所がある、または市内で事業を営んでいる方であれば「やちよまちゼミ」への参加が可能です(八千代商工会議所の会員・非会員を問いません)。
また、実店舗が無い方も、オンライン形式や、当所の貸会議室(有料)などの会場を用意する等で講座を実施することができます。

やちよまちゼミの販促活動の一部負担金として、以下の費用がかかります。

まちゼミ参加負担金
八千代商工会議所の会員 … 5,000円(税込)/ 1講座
非会員 … 8,000円(税込)/ 1講座


奪い合う商いから、価値を創り上げる商いへ

まちゼミの目的は「個店の繁栄」と「まちの価値向上」です

「まちゼミ」誕生のきっかけは、愛知県岡崎市の商工会議所の女性職員のアイデアでした。
岡崎の中心市街地の商店街にある「みどりや」という化粧品店の4代目、松井 洋一郎氏がこのアイデアから「まちゼミ」を構想し、2003年より実施されるようになります。
商店街の店に馴染みがない方が地域に増えつつある今、改めて個人店にしかない「人の魅力」を知ってもらい、地域の人達が商店街の店を見直してくれるきっかけにしたいという想いがありました。

まちゼミに取り組むことによって、岡崎の商店街は大きく変わり始めました
まず、店主やスタッフたちが変わりました。「商売の楽しさを思い出した」「商売の原点に還ることができた」という人が続々と現れました。さらに店主たちは、商店街の他の店や地域全体に関心を持つようになり「自店でもまだまだやれることはある」と気づいたのです。
お客様も変わりました。
まちゼミで馴染みになった店に、よく顔を出してくれるようになったのです。

「あんなコト、こんなコトをやってみたい」と皆が言い出し、売り場やサービスを工夫する店、新しい事業に取り組む店、後継者が現れる店など、まちゼミの取り組みが商店街に次々と変化をもたらしました。

これがメディアに取り上げられるようになり、徒労感が大きく達成感の無い集客イベントに限界を感じていた各地の商店街などが相次いで「まちゼミ」を実施し、成功を収めたことで、20年の間に400を超える地域にまで広がっていきました。

全国各地の事例では、海上保安庁や神社、鉄道会社、美術館など、一風変わった業種や団体からも、人の魅力、信頼関係で地域の人とつながりたいという思いで参加店になる事例があり、「まちゼミ」はもう商店だけのものではなくなっています

発祥の地である岡崎市の中心市街地では、今や100店舗を超える規模で「まちゼミ」が開催されるようになり、考案者の松井 洋一郎氏も「地域活性化伝道師」としてまちゼミ講演会などの活動を行っています。